上下にどんなサイトがあるか

逆SEOの難易度を測定する際には、順位を下げたいネガティヴサイトの上下に、どのようなサイトがあるのかが、大きな判断材料になります。

twitterとFacebookが一つの目安になる

様々なサイトの中でも、ツイッター(twitter)とFacebook(フェイスブック)との順位の差や上下関係が、一つの目安になります。 つまり、(1)誹謗中傷サイト(迷惑サイト)は、Twitter、Facebookよりも順位が上なのか下なのか(2)順位の差はどれくらいあるのか――という点です。

比較しやすい

ツイッターやフェイスブックが逆SEOの難易度判定の目安になる理由は、多くの人の個人名でヒットする場合が多いからです。 このため、過去の類似の案件などに基づいて、パワーの強さを比較しやすいです。

Facebookは強さが一定

また、Facebook(フェイスブック)については、個人アカウントの場合、 コンテンツ自体は非公開となっていることが多いです。 このため、どのアカウントも、 強さは一定です。

つぶやきの量・内容やアカウントの開設期間

一方で、Twitterはコンテンツが原則として公開されています。 このため、「つぶやき(ツイート)」の量や内容、更新頻度、アカウントが開設されてからの期間の長さなどによって、強さが異なります。 以上に理由から、逆SEOの難易度の目安としてはTwitterよりもFacebookのほうが、より妥当性が高いといえます。

ツイートがゼロのアカウントは比較しやすい

とはいえ、開設以来、全くツイートが行われていないような空っぽのTwitterアカウントは、強さが同じです。 空っぽのtwitter同士であれば比較はしやすいです。

ニックネームが個人のフルネーム

とくにニックネームが個人のフルネームになっているアカウントは、 検索パワーの強弱の指標として有力です。

姓名判断サイト

占いのサイトも「強弱」の判定材料にできる

姓名判断や占いのサイトも、逆SEOの難易度判定の判断材料にできます。 姓名判断は、SEOパワーは弱いです。 このため、姓名判断よりも順位が低いサイトであれば、逆SEOで下落させるるのは比較的簡単です。

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「ツイッター(twitter)のつぶやき広告が禁止に!?」

(2010年)

2010年5月下旬、「ツイッター(twitter)のつぶやき広告が禁止に!?」というショッキングなニュースが流れた。国内外のインターネットは、一時この話題で騒然となった。

米ツイッター社
API

事の発端は米ツイッター社が2010年5月24日、公式ブログで自社が手がける以外の広告を禁止すると受け取れる宣言をしたこと。ツイッター社は併せてAPIと呼ぶツイッターとのシステム連携に必要な技術の利用規約を改訂した。

投稿(つぶやき)
ネットサービス

ツイッターは140文字以内で利用者の投稿(つぶやき)を受け付けるミニブログなどと呼ばれるネットサービス。今や1億人以上が閲覧するまでに成長した一大メディアによる突然の方針変更に、広告業界は混乱に陥った。

ネット広告代理店大手のオプト
システム修正を余儀なく

ネット広告代理店大手のオプトは2010年5月24日、ツイッターのつぶやきを利用する「つあど」と呼ぶ広告サービスを始めたばかりだった。広告を一般のツイッター利用者のつぶやきとして配信するものだ。

API利用規約
運営を継続

オプトは開発会社などとサービス存続を含めて議論を重ね2010年5月28日、改訂されたAPI利用規約に沿う形で運営を継続していくと発表した。追加でシステム修正を施すという。

イデアクロス

つぶやき広告サービス

広告ベンチャーのイデアクロスは2010年4月からつぶやき広告サービスを始めたばかりだった。予想以上に好評で、システムの機能を拡充するためサービスを止めている間の規約変更だった。中嶋公栄社長は「ツイッターへの確認が取れず、サービス再開は状況を見ながら検討するしかない」と困惑する。

デジタルガレージ
広告支援サービス

ツイッター社に出資しているデジタルガレージまで波紋は広がった。一部報道でツイッター社の広告支援サービスへの悪影響を指摘され「問題ないと確認が取れている」(広報)と火消しに追われた。

アド・リー
イゼア

海外でも情報が錯綜。つぶやき広告を手がける米アド・リーは「サービスに問題ない」という立場を貫く一方、米イゼアは広告出稿などのプロセスを変更するとしていた。ところがイゼアは数日後に「ツイッター社の開発者の確認が取れた」として変更の必要がないという主張に転じた。

サードパーティー
プロモーテッドツイート

なぜこうした混乱が起きたのか。ツイッター社の宣言は「ツイッターAPIを活用したいかなるサードパーティーであっても、タイムライン上にプロモーテッドツイート以外の広告を挿入することを禁止する」というものだ。

タイムライン

専門用語だらけで分かりにくいが、タイムラインはツイッターのつぶやきを表示する画面。APIは外部からツイッターのシステムを利用するための仕組みで、ネット広告をサーバーから送り込むのに利用は必須となる。「プロモーテッドツイート」はツイッター社による広告サービスだ。これだけ読めば、広告会社が自分たちの事業を否定されたと思うのも無理はない。

多くの解釈
混乱

ところが同時改訂された利用規約には、「(APIを使った)つぶやきを広告に使ってもよい」と書いてある。この分かりにくい状態が多くの解釈を生み、混乱を招いた。

規約変更の狙い
ツイッター閲覧ソフト

ツイッター社は規約変更の狙いを「長期的な利用者の経験を守るため」と説明する。例えばAPIを使えば、ツイッター閲覧ソフトを作って、あたかも広告をつぶやきのように見せかけて表示するものを作れる。こうしたモノを短期的に広告収益を上げるために使えば、利用者が不快な思いをして離れてしまう可能性もある。ツイッター社の真意はこうしたことを、先手を打って防ぐことにあったようだ。

広告業界
プラットフォームの理念

ツイッター社は収益化を目指して広告事業を始めたばかり。憶測を呼びやすい状況で丁寧な説明が求められた。一方、広告業界にもプラットフォームの理念を理解して事業運営する難しさが突きつけられている。

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